表題 有料老人ホーム見学セミナー
 「押さえておこう!高齢者の住まいのチェックポイント」
日時  2013年3月19日(火)10:30〜15:00
会場 京都新聞文化センター/京都市内の有料老人ホーム 
主催  京都新聞文化センター
定員 12名
内容 少人数制の「勉強会」+「見学会」企画です。午前中は、ホーム現場のチェックの仕方、パンフレットに記載されたことの確認事項、事業者の経営チェックの仕方、などの講義、有料老人ホームに移動して、入居者と同じ昼食を試食、事業者の説明を受け、3班に分かれて見学、質疑応答を実施しました。

 セミナー資料の例
  第1部:教室にて講座(90分)
すでに基礎講座を過去に受講していただいた方が対象でしたので、「応用編」として、具体的な「見学時」のポイントや、見逃しがちな注意事項などを解説しました。
 
1.失敗しがちな3つのポイント
ホーム見学の際に、ついつい「今の視点」で見てしまい「部屋が狭い」「荷物が入らない」などを気にされたり、目で見える部分だけで判断しがちです。しかし「住み替え」の目的を考えると、将来の不安解消のための確認が欠かせません。むしろ「見えない部分」をいかに観るかが大切です。
  4.パンフレットの内容を具体的に
パンフレットには良いことしか書かれていません。それは事実なのか、具体的にどういうサービスなのか、費用はどうなっているのか…確認すべきことは、非常に多く、自分が勘違いしやすい(イメージだけで判断する)ことも少なくありません。注意すべきポイントを解説します。
  6.ホームのお風呂とトイレ
ホーム内の共有設備や居室の設備で、具体的に写真を見ながらポイントを解説します。過去撮影したもので「ここは良くない点」「ここは優れている点」など具体例を出しながらなので、皆さんの納得度も高かったようです。
  参考:ホームの成績表
見学をして記録を残すことも大切です。記憶だけに頼ると、何となくのイメージや対応してくれた営業担当の人の印象で「良かった・悪かった」を判断しがちです。具体的な項目について、成績表をつけ、複数のホームと検討することで、客観的に検討できます。

 見学会の様子
    
参加者12名のうち、9名は「初めて有料老人ホームの見学に来た」という方々でした。「ホーム入居に関心があるものの、どうも1歩が踏み出せない」という意見が多く、これをきっかけにご自身でも見学に積極的にお出かけいただきたいと思います。
皆さんの不安や疑問を代表して質問させていただいたり、個別にご質問されたりしました。
  現地では、さらに3班の小グループに分かれて館内を見学しました。すでにご入居されている方もおられるので、お邪魔にならないよう配慮しながらの見学です。中だけでなく、外からのアプローチや設備もチェックしています。午前中の講座で学んだ「ポイント」を積極的に質問されている方もおられ、あらためて「勉強の大切さがわかった」というお声を多々いただきました。


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